和紙玉は、水の力だけで張りこんでいます。
そのままでは摩擦などで毛羽立ったり
剥がれてきてしまうので、なんだかの方法で
保護することが必要となってきます。
ここでは保護するための仕上げ材など
紹介していきます。
『水性ニス』
木や粘土、紙などさまざまなクラフト作品の仕上げ用
水性なので絵の具と混ぜることもでき、乾くと耐水効果も期待できます。
光沢、質感などを選べたり、塗る回数によっても風合いを変えられます。
☆画材店、DIY専門店などで手に入ります。
『デコパージュ液』
デコパージュは、専用液を使い、好きな色柄の紙などを木やガラス、箱などに
貼りつけていくヨーロッパからきたハンドメイドの技法です。
この専用液は、接着性が高く、種類によっては耐水効果なども期待できます。
☆手芸用品店などで手に入ります。
《注意点》
※ニスやデコパージュ液は、乾燥後も粘度が高いので穴を開ける場合
和紙が引っ張られて伸びたりします。
①色、柄をつける
②穴を開ける
③ニス、デコパージュ液を塗る
この順序で制作されることをおすすめします。
※アクセサリーなどで玉をつなげる場合、ニスやデコパージュ液が完全に
乾いてから使用してください。乾いてないと玉がひっついてしまします。
『こんにゃくのり』
こんにゃくのりは、古くから和紙の接着や強化、防水のために使われてきたものです。
こんにゃくの粉を水に溶かし和紙に塗り、重ねれば重ねるほど強度が増していきます。
和紙そのままの風合いを活かしたい場合に使用します。
☆和紙専門店などで手に入ります。
それぞれの特徴にあわせ、ご使用ください。